はてブの出来事

備忘録です。

スコットランドヤードから日本警察への提言、あとMeToo私刑装置論など(ブコメへの感想いったん撤回)

※このたび堂本光一氏についてデマを発信してしまったので訂正とお詫びの記事を出しました。

shin-fedor.hatenablog.com

 

 

また俺がだらだら文を書くが、この目まぐるしいタイパ時代に長文読ませるの申し訳ないから、最初に結論だけ。

 

結論

日本の警察は、民間と協力して性被害者の相談窓口を作り、被害者たちに相談・告発を呼びかけると同時に、ジャニー喜多川の犯罪について捜査を開始してほしい。

 

news.ntv.co.jp

 

上の記事は、ロンドン警視庁本部、通称スコットランドヤードのトップ(司令官)だったピーター・スピンドラー氏のインタビューだ。

 

あらすじをざっと書くと、英国の国民的人気者で英雄だったジミー・サヴィルの死後、サヴィルの性加害への告発が相次いだ。もうサヴィルは死んでいるのだが、ロンドン警視庁は大規模な捜査を展開し、性被害者たちが相談できるような体制を整えた。大捜査の結果、生きている他の性加害者たちの逮捕にもつながった。

 

というお話である。これを日本でもできないか?って話。法律が違うとかはあると思うけど、絶対やる価値あるよ。

 

スピンドラー氏の発言をいくつか引用しよう。ベタ貼りで引用するので、上の記事を読んだ人は読み飛ばしてくれよ。

 

2012年の秋に、イギリスの主要テレビ局のひとつであるITVが、サビル氏の犯罪についてのドキュメンタリーを制作した後、捜査が始まりました。メディアでも大きく扱われたことで、多くの被害者が名乗りをあげ、サビル氏から受けた被害について語り始めたのです。

 

そこでロンドン警視庁は、番組が始まって3日ほどで捜査を開始しました。捜査を行う上で良かった点は、児童保護団体と連携して、24時間体制のヘルプラインを設置したことです。残念ながら警察には、被害者のために活動し、支援を提供できるようなヘルプラインがありません。

 

私たちは被害者から情報を聞き、警察官を送り込むだけという状況になりがちなのですが、児童保護団体が加わることで、被害者が警察の捜査を信用しなかったとしても、別の機関には情報を提供してくれるという体制を作ることができました。

 

捜査を開始すると発表してから数週間の間に、名乗り出る人の数は飛躍的に増加し、サビル氏についてだけでも40人、他の加害者についてはさらに何百人もの人が被害を名乗り出るようになりました。

 

私たちは、サビル氏の犯罪から学び、組織を強くする方法を見つけるために、サビル氏に関する情報が欲しかったのです。加えて、彼を守ったり、彼と一緒に罪を犯したり、あるいは彼が虐待するために若者を確保したりすることに関与していた人などについても情報を求めました。

 

今回の捜査では、「起訴」という刑事司法の結果を得ることはできません。加害者が死亡した日本でもこのような事態になりますが、私たちも同じ状況でした。

 

しかし、サビル氏の犯罪を幇助(ほうじょ)した人は他にもいるはずでしたので、被害者たちは、自分たちの話に耳を傾けてくれ、真剣に受け止めてくれると分かれば、名乗り出るだろうと思っていました。

 

名乗り出てくる人の数にかなりショックを受けました。サビル氏の犯罪を捜査すると発表した当初、性的暴行やレイプ、その他の虐待を訴える人が30人ほどいました。捜査を終える頃には、私たちのシステムには250件ほどの犯罪が記録されていました。

 

今となっては、被害者にふさわしい刑事司法を提供することはできなかったと認識しています。しかし、過去には不適切な捜査をして失敗したかもしれないが、今は被害者に社会正義の感覚を与えています。それこそが、本当に重要なことなのです。

 

被害者は、声に耳を傾けてもらい、信じてもらい、初めて真剣に受け止めてもらえたのです。彼らは「このような状況に陥ったのは自分のせいだ」と長年、自分を責めてきました。そして彼らは、愛する人にさえ黙って、何年も生きてきました。そして今、彼らは初めて「自分たちは1人ではない」と気づいたのです。

 

ですから、このような捜査を行うことは、加害者が死んでいようが生きていようが、たくさんのメリットがあるのです。

 

ある調査の結果、児童への性的虐待のうち、その時点で発見されるのはわずか5%程度であることがわかっています。大人になり、「そこで何が起こったのか」「何が間違っていたのか」「それは自分のせいではなかった」といったことを十分に理解してから被害を訴えることの方が多いのです。

 

また、他の人たちが名乗り出るのを見て声を上げる人が増えるということから、私たちは「数によって被害者に力を与えうる」ということを実感しました。だから私たちは、被害者が今週、今年、10年後と、いつ告白しても大丈夫だということを、加害者たちに改めて示したと思います。(時効をなくすことで、)犯罪による恐怖を被害者が持つのではなく、加害者に押し付けるのです。

 

そして最後。インタビュアーの質問に対してスピンドラー氏はこう答えた。

 

――日本でも、ジャニーズ事務所ジャニー喜多川前社長をめぐって「性加害」の問題が取り沙汰されています。イギリス警察の元司令官として、日本の警察に何かメッセージはありますか?

 

この事件を真剣に受け止めてください。彼が死んだから、起訴という刑事司法の結果が得られないということに焦点を当てないでください。社会正義の観点から考えてほしいです。

 

そして、彼がどのように活動していたかを捜査することによって、日本の被害者への信頼を築き、彼らが名乗り出るようにし、何が起こったのかについて発言し、話す場を与えることができるようにしてほしいと思います。

 

多くの場合、被害者は警察を信用しない傾向にあります。被害者を安心させる必要があるのなら、支援団体と協力し、他に相談できる人がいることを伝えて、被害者がさまざまな経路で通報できる体制をつくるべきだと思います。

 

これで俺の伝えたいことは全部な。要約すると

 

  • 警察はジャニー喜多川の性犯罪について、被疑者死亡のままで良いから捜査してくれ。幇助者がいるならそいつらを逮捕できるかもしれない。
  • また、「警察が動く」ことで、全ての性被害者に勇気を、全ての性加害者に恐怖を与えることができる。
  • 民間と組んで、性被害者が相談や通報をできるシステムを作ってくれ。

 

ということになる。

 

ここまでで言いたいことは終わり。離脱ポイントはここです。

 

MeTooという私刑装置?

以下の駄文はいったん撤回します。

 

正直言うと俺はこの問題については強い答えを持っていない。全く煮え切らないままに、整理できないままに書く。

 

生きたハーベイ・ワインスタインを牢獄にぶち込んだアメリカ、死んだジミー・サヴィルの栄誉を引き剥がし被害者の栄誉を回復したイギリス。輝かしい成果だ。

 

日本で一番話題になったのは、ジャニー喜多川を除くと、広河隆一の件だろうか?ただ広河は別に刑事告訴されたわけではなく、本人と会社が謝罪して、広河が失墜したところで物語は終わっている。

 

榊英雄木下ほうか岸勇希なども、刑事事件には至らず、本人たちが辞任する、干される、離婚に至るなどの形で去っていった。

 

言うまでもなく、MeTooは根本的にヤバい欠陥を抱えている。それは

 

「自称被害者によって、無実の“加害者”が吊るされる恐れがある」

「正義に燃えるネット民どもが勝手に正義を執行して良いのか?」

 

ということ。記憶に新しい黒歴史として、新井祥子元町議が引き起こした草津町冤罪事件がある。

 

 

www.facebook.com

増田都子
2月28日  · 
新井祥子元草津町議を支援する会」解散声明


 この3年間というもの、「町長からの強制わいせつ性被害」を信じ切り、彼女に騙され続けて彼女への支援を訴え、結果的に犯罪の加担者となってしまっていたことは、わが人生最大の痛恨事となりました。

 

杉田某の「(性犯罪に関して)女性はいくらでもうそをつけますから」発言の好事例を作ってしまったことは痛恨の極みです。

 

増田都子氏の言うとおり、この事件は「被害者がウソをついているのに大衆が扇動されて冤罪被害を超拡大する」という日本ネット史に残るウルトラ黒歴史となった。杉田水脈の言った通りになってどうする。

 

大学教授や弁護士といった社会的信頼度の高い人々が新井元町議のデマに乗って草津町を攻撃しまくったのだ。マジで酷い事件であった。

 

これを受け、はてなでは嫌われていることでおなじみの白饅頭氏がノリノリでこんな記事を書いた。そりゃノリノリにもなるわ。

 

gendai.media

 

以前書いたとおり、俺は白饅頭氏の邪悪なところが嫌いなのだが、この指摘は相当クリティカルに思える。感情レベルで反発はするものの、論自体は否定できない。「は?どこが?白饅頭なんか全部論理破綻してんじゃん」と思う人はぜひうまいこと反論してみてくれ。それ見たら俺もまた考え変わるかもしれん。

 

また、気まずいとかそういう次元の話ではないのだが、もう一つ大きな気まずさを残した事件を思い出したい。千葉美裸さんの自死だ。草津町ではノリノリだったハフポストが全力スルーした、あの件だよ。わーわー言ってたネット民の一人として俺は、この事件をずっと忘れずにいる。

 

今回のジャニー喜多川への告発がなければ、日本のMeToo完全に死に体になっていたのではなかろうか。五ノ井さんがタフに戦ってくれてる件とか、ゼロではないんだが、まったく社会として支え切れていない。ジャニーズのおかげでというのもなんだが、MeTooのリブートのチャンスを日本は与えられた。

 

でもなあ、結局「市民が勝手に裁くのはやべーでしょ」というのはついて回るんだよ。

shin-fedor.hatenablog.com

最重要なのは自由と人権

急になんやねんという感じだが、俺は道徳とか法律とかいうものは、その時代・その地域の大衆のお気持ちによってたまたま成立しているものだと思っている。

 

詳しくは以下の記事に書いている。

shin-fedor.hatenablog.com

 

意味がわかりづらいと思うが、つまり道徳も法律も「宇宙の絶対神みたいな存在が授けてくださった永遠不朽のルール」だとは思っていないということだ。時代によって価値観も変遷し、当然道徳も法律もそれに合わせて変わっていく。*1

 

神が定めた絶対ルールではないとはいえ、道徳や法律がないと社会は崩壊する。ルールを作るには、土台となる原則が必要である。

 

近代人類が手に入れた基本原則は「自由と人権」であろう。欧米の白人国家が発明したものであり、近代自由主義国家なら憲法も法律もこれらをベースにして設計している。

 

逆に言うと「自由と人権」を最上位に置かない全体主義国家とは、俺たちは根本的な価値観を共有できていないということになる。

 

主体思想を最上位に置く国もあれば、大ロシア主義とロシア正教に基づいて法律を作る国もある。共産党のエリートの指導を最上位に置く国もある。その辺の国々とは、現代日本人である我々は、基本的な価値観を共有できないことになっている。*2

 

この記事を読んでる人のほとんどはおそらく現代日本人なので、「自由と人権」の2本柱を価値観の土台に置いているという意味では俺と同じであるはずだ。という前提で話す。

 

まず、法律は絶対なのか?これは基本的にはYESなんだけど、法律をずっと遵守しているだけではけっこう限界がある。だいたい自由と人権の時代の始まりであるフランス革命はめっちゃ違法かつ野蛮だ。ギロチン処刑て。ノリとしては「虐殺」だろう。

 

まあフランス革命の是非は置くとして、違法だから悪、合法だから正義というわけじゃないのはあるよね。

 

俺たちは自由と人権を奉じている以上、現行法を絶対視せず、常に

 

同性婚できないのって、自由&人権観点からどうよ?」

「同姓別姓を選べないのって、自由&人権観点からどうよ?」

 

みたいに、社会のいろんな局面において「自由&人権」という観点から、現行法の検査とか棚卸しとかメンテナンスをする必要がある。

 

「とはいえ法治国家なんだから、法を変えることも法に則ってやるべき」

 

これはもちろん大正論。ただ「絶対」ではないのでは?という疑義をはさみたい。ポリコレの記事にも書いたけど、公民権運動の英雄ローザ・パークスは、人種隔離法という法律に違反して白人専用席に座り続け、逮捕されたわけだが、そっから公民権運動が大爆発して全米に広まったんだよね。

 

「それがどうした、法の枠組みの中で、真っ当な手段で人種隔離法の改正を目指すべきだ」

 

とか言ってたら、公民権運動10~20年ぐらいは遅れてたんじゃなかろうかね?

 

そしてMeTooの話だ。私刑装置はそうかもなんだが、人権の観点から、被害者救済の観点から、「他に手段がないじゃん」って思うこともあるんだよね。

 

たしかに私刑は良くないけど、性犯罪って、ほとんどが泣き寝入りしてんだよ。ここ数年、よくスパイキングとかデートレイプドラッグって話題になるじゃん。就活生を40人ぐらいレイプしていたクソ犯罪者が逮捕されるとか、定期的にあるよね。もしくは強い酒飲ませたりするやつね。丸田憲司朗、武内俊晴、千秋涼祐、千葉健太、樋野良輔といった連中が逮捕されてんだけど、ニュース見てると、「容疑者のスマホには40人以上の被害者の動画が残されており」とか言ってんだよね。

 

それでも、この連中は何年も逮捕されずにいたんだよ。つまり、逮捕される以前に40人ぐらいが泣き寝入りしてるということになる。ドラッグで意識朦朧としてるうちに数日経っちゃうとか、「泥酔しちゃったのかも」と自分を責めるとか、いろんな理由で被害者が警察に行けなかったり、行けても証拠も何もないわけだから、スパイキングは捕まりづらいんだってさ。これに限らず性被害は声を上げにくい構造ががっつりあるんだ。

 

また、児童の性被害なんて、誰にも言えずに何十年も経ったりするわけだろう。やっと勇気を持って訴えようったって、もう証拠も証人も残ってない。加害者が圧倒的に有利なんだよね。今の枠組みでは1:100ぐらいで加害者有利な状況だと思うんよ。

 

このアンフェアな状況を覆すために、MeTooみたいな乱暴な手段はある程度機能した。何十人も被害者が集まって、詳細に証言すれば、ワインスタインやサヴィルやジャニー喜多川を討ち取れるんだよ。もちろん、理論上は「嘘つきが何十人も集まったらどうするんだ」と言えなくはないんだが、それは「被害者の話と、加害者(疑惑)者の話を聞いて判断」すべきだろうと思う。

 

俺の持論として、「自動的に党派的思考で動くのではないく、1件1件自分で情報集めて判断しようよ」というのがある。

 

伊藤詩織さんの事件、俺は伊藤さんの言い分も聞いて、山口氏の言い分も聞いて、「これ両者の言い分の一致している部分だけ聞いても、同意なき性加害やんけ!?」と思ったので、伊藤さんの応援に回ったんだよね。しかし当時、山口氏は不起訴だったので、ブコメでは「不起訴なのに女の言い分鵜呑みにしてた人は謝らなくていいの?」とか揶揄されたんだけど、いや不起訴でも同意なき性加害はダメでしょ!?と意味不明であった。結局その後、民事で「同意なき性加害」は認定されたのだが。

 

逆に草津町の事件では、北原みのりさんが「私は性被害告発には無条件で女性に寄り添うと決めている」とか言っていて、いや無条件はダメでしょ、新井祥子の文章読んだらどう見ても狂った虚言癖じゃん!?と意味不明であった。

 

ちゃんと1個1個精査しようぜっていうのがあるんだよね。「精査ったって素人の一般人が勝手に判断してるんだから、なんの価値もない精査だな」という意見はあり得る。しかし俺たちは性犯罪に限らず、ビッグモーターみたいなニュースに対しても、自分なりに情報収集して意見表明をしている。「ニュースになるような物事は全部警察に任せて俺たちは沈黙してよう」とはさすがに言わんだろう?それこそ北朝鮮みたいじゃね?

 

まあネットの正義は余命ブログとかスマイリーキクチとか悪い例がいっぱいあるんだけど、まあこれらの例は本当酷いんでダメなんだけど。

 

現行法で人権救済ができないなら、合法な範囲内でだけど、救済が必要じゃないか?一人一人の行動や発信によって、あるいはメディアの取材などによって人権救済を実現するというのは、性被害だけでなく、いろんな場面で行われているし、MeTooに文句言ってる人だって、別の局面では、犯罪者じゃない誰かを批判したり擁護したりしてるだろ?

 

性被害疑惑やパワハラ疑惑に対して俺たちが黙るのも極端だし、やりすぎはダメだけどガチガチの運用もダメだと思うんだよなぁ。

 

……というのがいったん、MeTooの正当化だが、「いやでも私刑じゃん」という指摘に強く反論できるものでもないのかなとも思う。よって、

必要なのは「合法的/公的MeTooシステム」

だと思うんだよね。冒頭に書いたやつ。

 

つまり、警察と民間団体が組むことによる、性被害者救済システムを作る。その第一弾が、ジャニー喜多川事件の捜査だよ。

 

サヴィル事件におけるスコットランドヤードと同じことを日本の警察がやる

 

どっちのケースもクソ犯罪者はすでに死んでいるのだが、それはそれとして警察が乗り出して大々的に捜査を行い、「ジャニーだけでなく、芸能界だけでもなく、あらゆる性被害者はご連絡ください」とあらゆるメディアを使って大告知を行うわけ。

 

「警察が動いたー!?」

 

という事実は大きい。すごいインパクトがある。性被害者はめっちゃ勇気づけられるし、性加害者は全員縮み上がるよ。

 

その結果、警察が「これは立件できるな」って案件も出てくると思うんだよ。ジャニーの手足となって児童性加害に加担してたマネージャーとかいるみたいだからね。ジャニーズだけじゃなくて、圧倒的に多いハズの女性被害者にも、窓口まで相談してもらう。

 

MeToo私刑論者の人も、「うーむ警察の捜査なら間違いない」ってなるだろう。それがあった上で、「文春にたれ込むしかない」という判断もあってもいいかもしれんけど。有力な選択肢が増えれば、文春に頼るより良いケースはあるのではないか。というか日本社会、最近文春に頼りすぎてない?テレビとか新聞しっかりしてくれよ。

 

ジャニー禍というものを奇貨として、日本から性犯罪を一掃しようという話である。

 

ブコメへの感想もいったん撤回

なるほど、皆さんやはりMeTooは問答無用でダメという方が多いようだな……。もうちょっと「悩ましいね~」みたいな人が多いかなと思ったんだが、どうも俺がズレていたようだ。せっかくスコットランドヤードから良い提案があったのでそっちを広めたいのに、ブコメMeTooの是非の方にばかり反応されてしまうのはまったく本意ではないため、いったん現状ではMeTooが必要悪な面も~的な話は撤回する。すみませんでした。

 

上にも書いた通りMeTooありやなしやについては、俺も考えがまとまってない。ブコメではMeTooなんかダメに決まってるだろ」ぐらいのことしか書けないと思うので、どっちみちブログとブコメでがっつり話すのなんか非対称すぎて無理だよな。いずれ、例えばブログtoブログで対話可能な方がいたら、別記事で改めてお付き合いください。問題の解像度を上げたいだけで、別に論破勝負しようぜみたいな話じゃないのだよ。なんかMeTooの何かがものすごく警戒されるんだろうなー。なんならチャットとかメールでもよいよ。

 

とにかく警察が捜査してくれればいいのだという話なら皆さん同意いただけるはずだよね。本来訴えたかった主題から脱線してしまい失敗だった。最初に書いた「結論」までが、この記事で俺の言いたい全てです。

 

以下のテーマは俺の中で宙ぶらりんにしておく。

 

刑事告訴されたわけでもないジャニー喜多川が性犯罪者として非難され、広告主企業がジャニーズ事務所との契約を解除しているのは、MeTooの暴走による私刑」なのか?

*1:日本国憲法だってそうで、時代に合わせてメンテナンスする必要はある。だから護憲派って意味わかんないんだよね。永遠にあの憲法がもつと思ってんのか?9条をピンポイントで守るんなら護憲派じゃなくて護九派とかにしてほしいものだ。

*2:それでも断片的なお気持ちなどは共有できる。ロシアや中国とも文化レベルでは交流できているだろう。